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01A,生活のこだわり


 私は20才の時から一人暮らしをしている。経済的にも時間的にも猶予があったにも関わらず、このていたらくなのは弁明の余地もない情けなさ。それでも、この七年程度で培われた習慣や知恵があるので紹介しておく。
〈衣服〉
〈靴〉
 高校を卒業して、それまでの靴を処分してから「紐のある靴」を履かなくなった。高校の体育で使っていた体育館用の靴(紐タイプ)は車の運転用で使っていたが廃車と同時に処分した。
 今履いているのもすべて紐がない靴。運動靴と耐油靴(飲食店のアルバイトで使用していた)などを愛用している。

〈ズボン〉
 服を自分で買うようになってからは、家でも外でも半ズボンやデニム系統は穿かない。ベルトがなくてもぴったりする、ウエストがゴムになっている物を好んで穿く。

〈肌着〉
 高校を卒業した辺りから、アスリートが着るような、一着三〇〇〇円くらいする黒い長そでアンダーシャツみたいなのを下着としている。買った時期によって生地の厚みが違っているようで、ものによって夏場の体感が変わるのが悩みどころ。
 この頃はアルバイトの制服の都合で、白い半そでシャツを着ることも増えた。
〈パンツ〉
 親に養われていた頃は適当なトランクスを着用していた。履いていた当初から、トランクスの食い込む感じが窮屈だった。隙間が広いのも気になっていた。
 自分で服を買うようになってからパンツはボクサーブリーフだけにした。好みとして横のしま模様であることが多い。最近のものでは、スマイリーの絵柄が入っているものを買った。
〈財布〉
 いつからか忘れたが、財布は持たなくなった。紙幣は封筒に入れたまま持ち歩いていた。しかし、雨や湿気でぬれることがよくあった。無作為に買ってきた古本に挟むということもしたが、枚数が判りにくいため却下した。
 現在は100円均一で買った、透明の袋(一個当たり何十枚も入っている)に紙幣と小銭を分けて入れている。できるだけ現金は持ち歩きたくないが、生活が立ち直るまでは仕方ない。
〈食べる関係〉
〈歯ブラシ〉
 一人暮らしをしてから五年以上虫歯に悩まされていた。歯磨きの習慣が疎かだったことと食習慣の乱れが主な理由だった。
 そこで、より効率よく歯磨きをするために、大きさの異なる歯ブラシを三本くらい使い分けて歯磨きをするようになった。大きい歯ブラシは歯の上面を、小さい歯ブラシは歯の側面や隙間。もう一つは奥歯を磨きやすい一点を磨くのに適したブラシになっている。
 電動歯ブラシも持っているが、どうにも使いこなせていない。

〈食器〉
 一人暮らしを始めたばかりの頃は、値下げされたパンばかり買って食べていたせいか、食器を持たなかった。借りた部屋の備え付けの冷蔵庫すら使っていなかった。  数年前から100円ショップを利用するようになって、磁器やプラスチックの皿を買って使っていたが、全部処分した。毎日食べていたカット野菜をよそうための大きめの丸皿もあったのだが、洗い物が面倒なので野菜ジュースに切り替えた。
 レンジで温めるご飯の容器を洗って、それをおかず用の食器にしている(二次使用後、汚れ具合によって洗わずに捨てる)。洗い物はない方がいいので、割り引き弁当(おかず+米)を買えた夜は時短できる。
 また、コップはそれに近い形状をした、ゼリーやアイスの空き容器で代用している。三百円くらいするパフェのカップは大きめのため特に使いやすい。
〈ボトル〉
 冷蔵庫を買って、野菜ジュースを定期的に飲むようにしてから、100円ショップの500mLボトル(口が広くて洗いやすい)を買って使っている。二本で一組として、1L紙パックの野菜ジュースを詰め替えて飲んでいる。
 野菜ジュースを飲む度に、紙パックのままコップに注ぐと、注ぎ口がすごく汚れる。これを防ぐために、ボトルに詰め替えることで紙パックで注ぐ回数を二、三回に留める。
 ボトルには400ml×2くらいで詰め替えて、容器の水かさに少し余裕を作る。500mlまで入れると、冷蔵庫から出し入れする際に中身が揺れて、ボトルのフタを汚す懸念がある。
 ボトルに入れきらず、紙パックの中に余った200ml程度は詰め替えた直後に飲んでおく。パック内に残留した成分は少量の水でまんべんなく溶かして、また飲む。薄くなったのは流して捨てる。
 ボトルの洗い方にも工夫が必要で、平たい形状のスポンジをスプーンで押さえるみたいに、ボトルの内側を隅々まで磨く。
 野菜ジュースの臭いは、ボトルが乾いた後に結構残る……。